感想【マンガ:1122】優しい「安全な夫」が罪悪感なしに不倫できるとこうなるのか!浮気公認、夫婦の在り方

なぜ不倫をしてはいけないのか?法律?倫理観?社会的評価が下がる?いろいろあるけど、多分一番は、「家族関係を壊すから」ではないか?では、もし「家族関係が壊れない」としたら不倫をしてもいいのか?実際にしたらどうなるのか。【1122】はそんな夫婦の日常をリアルに穏やかに描いている良作だ。作者は、「にこたま」で有名な「渡辺ペコ」さん

STORY
主人公は、35歳のフリーのウェブデザイナー 「 一子(いちこ)」。ドライなところもあるが、さっぱりしてかわいい 。そして、家事手伝いも心遣いも完璧な優しい夫「二也(おとや)」 。結婚7年目ながら、お互い愛情をもって尊重しあう、はたから見ても完璧な、いい夫婦だ。そんな2人が穏やかに夫婦を継続するために選んだのは、お互いに不倫を認める「公認不倫」制度。この制度の中、「おとや」は、1次の母である「美月(みつき)」さんを恋人とし、いちこも認めるW不倫関係を続ける。3人を中心とした様々な思惑が交錯していく。。

(C)1122/ 作者:渡辺ペコ から引用

「おとやん」は優しくて、かっこよくて、癒し系。非の打ちどころがない「おとやん」のような男性に「不倫にたいする罪悪感」をとっぱらった時、「こうなるのか!」と、納得!どちらの女性に対しても自然といい顔をし、悪いことをしている自覚が薄い分、余計タチが悪い

不倫ものでありながら、出てくるそれぞれの人物の心理描写が丁寧でとてもリアル。勢い任せでなく、ちゃんとそれぞれの大人の事情を持ち、それが明確にわかるようなっているのもこのマンガの特徴。「いちこ」は、「おとや」を夫として好きだけど、疲れてなんとなくセックスを拒んでしまったり、不倫を公認しつつも恋に浮かれる夫にいらだちを覚る。「おとや」は「いちこ」に愛情があり好きだけど、恋愛や欲情は「みつき」に抱く。でも、離婚して「みつき」と一緒になる気持ちは全くなく、それを持ち出されると引いてしまう一面も。「みつき」はうまくいかない子供と夫との関係に疲れ、「おとや」と関係を持つが、それ以上のものも彼に求めはじめる。

(C)1122/ 作者:渡辺ペコ から引用

基本的には、3人がどこにでもいそうな、好感のもてる人物が中心のため、雑念なくそれぞれのストーリーやそれぞれの考え方に対し、感想を持つことができる。刺激的でドロドロとしたシーンがなく、公認不倫の考え方以外はリアルな普通の生活。また、絵もとても綺麗なため、読みやすい。読んだ後、ほかの人の感想を聞くのも楽しみだ。


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